甘~いイタリア人

ケントがまだ今よりも小さかった頃、ケントと一緒に買い物に行くと悩まされていたのが、ショッピングセンターにある子供スペース。
(今も毎回悩みの種ですが・・・汗)

お金を入れて動くいろんなおもちゃが置いてあるのですが、それを見つけるとダダーー!と一目散に走って行ってはいろんな車のおもちゃに座っていました。

1回50セントとそこまで高くはないけど、一度動くことを知ってしまったらショッピングセンターに行く度に何度もせがまれてえらいことになる!と、ずっとお金は入れずに遊ばせていた私。

ケントも、車に座って「ブルーン、ブルーン♪」と運転の真似をして遊んでは満足していたのですが、小さな子供を連れて来るイタリア人たちは、みんな例外なくお金を入れて遊ばせているではないの!

中には、1歳にも満たないような小さな子を動く馬に乗せたもんで、その子が怖がって「降りたい~~!」と泣き叫び、結局誰も乗っていない馬だけが虚しく動いていることも・・・。
みんなが動いているおもちゃに乗っている中、ケントだけが一向に動かないおもちゃに座っているのでした(笑)。

日本人の友達とは、いつも「あんな小さなうちから動かさなくても、乗ってるだけで満足するのにね~」と言っていて、「ほんとにイタリア人って子供に甘いわ~」と失笑していたのですが、いましたよ!私のすぐ近くにも劇甘のイタリア人が!!

 

・・・はい、我が家の大黒柱です(涙)。

 

旦那がケントを相手にやらかすことと言えば、

彼がケントを連れて買い物に行くと、いつも帰ってきたケントの手には車のおもちゃがあることとか、

家族でショッピングセンターに買い物に行くと、必ず車付のショッピングカート(ショッピングカートの前の部分に子供が乗れる黄色い車が付いているもの)にケントを乗せることとか、

すぐに「おもちゃを買ってあげる」と言うこととか、

買ってあげると約束したおもちゃを買いに行って、いつのまにか「二つ買ってあげる」ことになってることとか、

ガチャガチャをひとつ買ってあげて、ケントが「これいや~~」と言って泣くと「じゃあ、もう一つだけだよ」ってもう一回買おうとするところとか・・・・・・

もう、例を挙げるときりがないほど甘いのです。

旦那が言ったことに、私が「オイオイ・・・」ってブレーキをかけることもしばしば。
ただ、普段はしつけもちゃんとするし、ケントがわがままを言うと怒るし、何でも子供の言いなりってわけではないのですが、物を与えるということに関してはやたら甘チャンな旦那。

イタリア人ってそんな人が多いのかなぁ?
(そういえば、食べ物に関しても小さな頃から甘いものをがっつり食べてる子が多い気が。子供を見ると、やたらと甘いものをくれる人が多いのが困り物・・・)

 

そして今日も、ケントのおもちゃは増え続けるのであった・・・(助けて~~!汗)