ぶどうの収穫の季節です

少し前の話になりますが、モデナ近郊ではぶどうを乗せたトラクターをよく見かけました。

ぶどう農家が収穫したぶどうをワイナリーに運んでいるのですが、時速30km程度で走るトラクターの後ろには車の大渋滞が。
田舎の道で秋になると見られる「トラクター渋滞(勝手に私が命名しました)」です。

9月の終わり頃にワイナリーにお客様を案内して行った際、ちょうどたくさんのトラクターがぶどうを運んで来ていました。
モデナ近郊で作られる発泡性の赤ワイン「ランブルスコ」のワイナリーは、いくつかの町で共同出資して作る大型のワイナリーが近年増えてきています。

ここのワイナリーは周辺に契約農家が500ほどあり、ぶどうの収穫の時期になると収穫したぶどうを積んだトラクターが続々と到着します。

ぶどうの収穫の時期以外にワイナリーを見学すると、ガラ~ンとしたワイナリー内を説明しながら見て頂くだけになってしまうので、今日は実際に作業が行われている様子をご紹介しますね。

 
 

ぶどうを積んだトラクターがまず最初に来るのが、体重計の上。

道路に設置された車両用の体重計にぶどうを積んだまま乗り、体重を記録した後、中でぶどうを降ろし、空になったトラックがまた最後に体重計で車自体の重さを量ります。

その差がぶどうの重さになるので、重さによってワイナリーからお金を払ってもらいます。

そのまま進んだトラクターは、次にぶどうの糖度を計る機械の前に。

機械の先をぶどうの中に入れて、糖度を計ります。
ぶどうの糖度により、甘口、中辛、辛口用に分類されます。

 

糖度を計ったら、トラックからぶどうを下ろします。
ぶどうを下ろす時には、「ザザザ~~~!!!」とすごい音が。

辺りはぶどうの甘い匂いでいっぱいになります。

収穫時に一緒に入ってしまった茎や葉っぱは取り除かれ、こなごなに砕かれて処理されます。

ぶどうはジュースのみが絞られ、配管を通ってステンレスタンクの中へ。
そこに色付けのためにぶどうの皮を入れ、24時間置いておきます。

 

24時間経つとぶどうの皮は取り出され、機械で粉々にされます。

粉々になったぶどうの皮。
これは、肥料としてブドウ畑にまかれるそうです。

色付けが終わったぶどうジュースは、また配管を通ってワイナリー内のステンレスタンクの中に。

真空にして置いておくと、二酸化炭素とアルコールに分解し、逃げ場のない二酸化炭素がワイン中に溶け込んで発泡性のワインになります。

ランブルスコは熟成型のワインではないので、毎年9~10月にタンクに入ったぶどうジュースは翌年の3月頃には発泡性のワインとなり、瓶詰めの前に樽売りが行われた後、順番に瓶詰めされていき、夏頃にはすべてのタンクを空にします。

そこへ、またその年の秋に絞ったぶどうジュースが入り・・・と1年サイクルで作られていきます。

ぶどうの収穫の時期にしか見られないワイナリーでの作業。
実際に見学できる人は本当にラッキーなお客様です。

ぶどうの収穫は、毎年天候などによって少しずれがありますが、9月末~10月初め頃になることが多いよう。

この時期はバルサミコ酢工場でも実際にぶどうジュースを煮詰めている様子が見学できますので、興味のある方は是非この時期にイタリアに来てくださいね!

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